書籍 ラジオの歴史

ラジオの歴史 著者:高橋雄造 法政大学出版局
初版 2011年12月5日
第2刷 2012年4月20日

何年か前(2012年中と思われる)に買った本を最近少しづつ読んでいます。
最初は普通に読んでいたのですが結構熱い本なので途中からあちこち行ったり来たりしながらで大体読みました。

この本は工学を目指す人や科学を目指す人に読んでほしいと思います。
この本を読むと人間は今までなかったことに興味を持ち情熱を燃やすと言うことが分かる。
海外でも日本でもラジオの黎明期はアマチュアである「ラジオ少年」が推進してきた。
日本ではテレビの黎明期も戦前の「元ラジオ少年」が進めた。
なにせテレビ放送の初期にはテレビのキットがいろいろなところから販売されてそれを組み立ててみていいた人が多数いた。
この本ではアマチュア(ラジオ少年、アマチュア無線家、オーディオ工作等々)が電子工業を推進したように書かれている。
確かに今のパソコンもマイコンチップができた時からマイコンボードなどを作りそしてパソコンへと変貌してきた。
私もマイコンボードキットなど作ったがそれ以上の興味がなく挫折してしまった。
ただ、パソコンには興味がありいろいろなソフトを使用してきた。
また、パソコン通信の時代からインターネットへとパソコンを使用している。

本の中で「アマチュア精神とプロフェッショナル」と言う間章に
トリオ(現ケンウッド)の創始者である春日二郎の言葉が書いてある。
アマチュアこそ真のプロフェッショナルであると主張した。
彼によれば、自分で選んだ技術へ献身し没入するのがプロフェッショナルであり、学校で教えられて会社へ入って割り当てられた技術に従事するのはプロフェッショナルではない。
この言葉は深い意味を持っているように感じる。

当時のラジオ工作少年やアマチュア無線家などは会社よりもラジオ技術そのものに帰属心を持つ。
そのためラジオ技術に興味を持つ誰でも仲間でありフリーな情報を交換する。
と言うようなことも書かれている。
そして、ハムになる少年にとってアマチュア無線は成人男子となるための通過儀礼であった。
またしばしばエスタブリッシュメントであった。
とある。
なかなか面白いと思う。

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